第1話 創設者の死

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『き、桐山さん…』 桐山『早かったね♪だが、君には死んでもらうしか他ないようだね~』 下山『ヘルプウール宗教、なぜそこまでこだわるんだ!!』 桐山『"ヘルプウール商会"ができてしまった今、我々にくる慈善活動やお仕事内容は全然来なくなったんだ。それだけ優秀か、ド壷にはまるナニカがあった。 ぶっちゃけると”霊体、魂を大切にしないヘルプウール商会なんて潰れてしまえ”は建前。 世間体を一番気にしているんだ。』 下山『しかし、創設者はそっち側の人間を会長に任命したじゃないか!!』 桐山『まぁね、それはありがたいと思ってるよ?ただ"ヘルプウール宗教"並の活動を始めた途端即刻クビ。』 『それは仕方ないんじゃないのか?だって、犯罪者を無断で釈放させたんだろ?』 桐山『法に縛られないというのが我々のモットーでね♪』 下山『それじゃただの悪質な犯罪軍団じゃないか』 桐山『そうさ、それで開き直ってる。それで幸せにあるやつだっているんだよ!! さぁおしゃべりはここまでだ、死者とのハーフ、意味不明な霊体や魂とのハーフがこんなにも計画を狂わせるとはね…』 下山『あ、あなたどうしてここに?ここは・・・ それに列車は・・』 桐山『さぁ~ね♪ これからも仲良くいけると思ったんだが、残念だ。』 仲良く?敵同士なのにか!? ・・・・。いや、その方が都合がいいのか。 後ろ盾は犯罪ぐるみの慈善団体。対してこっちは合法もどき… しかし、敵同士だからいつかは敵対・・ いや、仲良くしながらジワジワと侵食していくつもりだったのか… 桐山『ホントに残念だ♪』 桐山さんはそう言うと銃をこちらに向け、 (ヴァンッ) 躊躇なく撃った。
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