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『き、桐山さん…』
桐山『早かったね♪だが、君には死んでもらうしか他ないようだね~』
下山『ヘルプウール宗教、なぜそこまでこだわるんだ!!』
桐山『"ヘルプウール商会"ができてしまった今、我々にくる慈善活動やお仕事内容は全然来なくなったんだ。それだけ優秀か、ド壷にはまるナニカがあった。
ぶっちゃけると”霊体、魂を大切にしないヘルプウール商会なんて潰れてしまえ”は建前。
世間体を一番気にしているんだ。』
下山『しかし、創設者はそっち側の人間を会長に任命したじゃないか!!』
桐山『まぁね、それはありがたいと思ってるよ?ただ"ヘルプウール宗教"並の活動を始めた途端即刻クビ。』
『それは仕方ないんじゃないのか?だって、犯罪者を無断で釈放させたんだろ?』
桐山『法に縛られないというのが我々のモットーでね♪』
下山『それじゃただの悪質な犯罪軍団じゃないか』
桐山『そうさ、それで開き直ってる。それで幸せにあるやつだっているんだよ!!
さぁおしゃべりはここまでだ、死者とのハーフ、意味不明な霊体や魂とのハーフがこんなにも計画を狂わせるとはね…』
下山『あ、あなたどうしてここに?ここは・・・
それに列車は・・』
桐山『さぁ~ね♪
これからも仲良くいけると思ったんだが、残念だ。』
仲良く?敵同士なのにか!?
・・・・。いや、その方が都合がいいのか。
後ろ盾は犯罪ぐるみの慈善団体。対してこっちは合法もどき…
しかし、敵同士だからいつかは敵対・・
いや、仲良くしながらジワジワと侵食していくつもりだったのか…
桐山『ホントに残念だ♪』
桐山さんはそう言うと銃をこちらに向け、
(ヴァンッ)
躊躇なく撃った。
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