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謎を多く残したまま、一日は続く。
僕『あの、僕は何をすれば…』
僕はヘルプウール商会創設者の息子で、西田くんはヘルプウール商会初代会長という何とも言えない"告白"をされた後のことだ。
特に何もする気は起きない。はっきり言って西田くんは会長解任の件でヘルプウールに一方的な復讐心を燃やしているっぽいんだけどその創設者であろう父は死んでいる。
創設者の息子を会長候補とするというのがよくわからない。
ただ、父の死亡は少し気がかりではあった。
幼い頃だったため記憶は曖昧だが、父は殺されて死んだと聞かされた。
普通、そういう場合自殺したとか、どっか遠いとこに行ったとかと言って息子を心配させないような内容に作り替えて伝えるものだと思う。でも、幼い頃確かに、父親は殺されたと聞いたのを覚えている。
西田『あぁ?あぁ。そうだな、取り敢えず・・』
桐山『んじゃ、これを頼むわ』
と、渡されたのはこの辺一体の地図と、き、金属バット!?
桐山『えっと、間違えた。こっちだ・・・』
金属バットではなかったらしい、渡されたのはバールだった。
僕『どっちでも一緒じゃん』
おっと突っ込んでしまった。
桐山『一緒じゃねぇよ。まだ汚れてねぇ
取り敢えず、ここの印のとこに行ってこい。
後はそこに着けばわかるはずだ。
俺からは以上だ。健闘を祈る』
僕『は、はぁ』
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