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~"闇企業"~
僕『あのう・・・
"ブラック企業"ってなんですか?』
桐山『そりゃブラックな企業だろう?』
僕『さっき行ったところにいたんです。』
桐山『あぁ、そっちか。そうだな、この会社と似たような仕事をしている会社といえばいいかな?』
僕『じゃあこの会社は何をしているんですか?昨日は青年を殺したり、今日はバールを売ったり…』
桐山『まぁただのノーマルな会社とは言えないよな?求人も闇系統になってるし…
ま、ヤクザとかそっち絡みと思ってもいいが、それほど甘い会社なわけでもない。』
ヤクザとかを甘いってどんだけブラックなの…
桐山『ま、誰かを不幸にさせることが仕事として成り立ってるという解釈で間違ってはいない。ヘルプウール商会とは似て非なるものということは薄々気づいているだろう?
ヘルプウールは幸せになって欲しいがために復讐という手段を使ったり、強制的に浄化させたりしているからな…
だが、ウチは根っからの悪質業界。
がしかし、どこかで繋がってるんだ。それを解き明かすのがお前の死命だろ?』
ますますわけがわからなくなった。
西田『ま、落ち着けって。下手に騒ぎ起こされてもこっちが迷惑するだけだからな?
早死したくなければ慎重に動くこったww』
心配してくれてる~って少しでも思った僕が馬鹿だった。
西田くんは西田くんだ。そりゃそうか・・・・
取り敢えず奥の書斎に行ってみよう。何かわかるかも知れない…
西田『書斎に行くのか?別に俺や桐山さんに許可取れとは言わないが、きちんと元あったとこに直して、綺麗にしとけよ?管理人に殺されるぞ?』
何?ココ、管理人とかいるの?誰?それ・・・
この当然この内部事情知ってる人だよね?聞いてみようかな・・・
西田『因みにその管理人からの情報提供は不可能だ。』
何しようとしていたか気づかれたのかそう言われた。
はぁ、変なとこ入っちゃったなぁ~
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