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次の朝、彼がそのブランコを通るとそこには三匹の猫が横たわっていた。猫たちもまたそこで死んでいた。人影は前日よりもちょっと近いところにまた現れた。髪の毛が長いようである。そしてまた砂埃と共に消え去った。
彼はその猫三匹をブランコのそばにある木の下に立てかかってるスコップを利用して静かに涙を流しながら埋めた。
彼は埋めた後に身震いを起こした。十匹のカラスの死体も三匹の猫の死体も同じ位置にあったのだ。そこは彼が漕いでいたブランコの先にある低い鉄の柵を超えた先にあった。
しかししばらくそこを通って彼が何も死体を見ずに安心していた頃だった。ついにある日、ニュースになるまでの事件が起きたのだ。なぜなら、人が死んだからである。
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