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死神は頭にきて、持っていた鎌を力一杯地面に叩きつけた。
「アンタなぁ!ぶべっ!」
鎌を叩きつけた勢いで文句言ってやろうって瞬間に、鬼蔵の鉄拳が顔面にクリーンヒットして死神は吹っ飛ばされた。
「鎌を大切に扱えねぇ奴なんざ死神でもなんでもねぇ!お前、クソ以下だ」
鬼蔵は倒れている死神の目の前に唾を吐き捨て、靴で踏みにじると、そのまま金斗雲に乗り込んで一人で天国センターに帰ってしまう。
その後、殴られた死神は鬼蔵の言うとおり生まれ変りの門をくぐってしまったそうな。
こうして、死神潰しの異名を取る伝説の仙人鬼蔵は、また一人死神を潰してしまったのだ。
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