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私は、新品のスーツを着て黒い鞄を持って勤務地に向かった。
私が向かっている場所は警視庁。
そう、私は刑事になるんだ。
初めての勤務地、そこは警視庁。
私が昔から憧れていた刑事になるんだ。
わたしは刑事になるために沢山のものを積み上げてきた。
剣道や、柔道、空手を習って段をとってそして社会についても学習した。
わたしは今23歳。
そして、普通警察官として今から頑張って行く。
最初の派遣がわたしの憧れの警視庁だなんて、とても嬉しかったけれど、とても緊張した。
わたしが入り口に入ると、名前を聞かれた。
きっと見慣れた顔じゃないからだろう。
「北國 澪です。本日からお世話になると。」
「あ、そう。あなたの派遣はこっちじゃないわね。警察庁の方に行ってくれない?」
「えっ?はぁ。」
言われるがまま、私は警察庁に足を進めた。
2つのどこが違うのとかわからないけど、ともかくどうにかやっていこうと思う。
ああ。緊張する。
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