第十九章 ここに在る思い出 四

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「慶松、この部屋は見られているから、寝室に移動しようか」   どの部屋でも同じかもしれないが、B君はこの家を見張っている。 それは、時折乱れる電波で分かる。 「ま、ベッドで話は聞きますか……」  寝室に移動すると、俺は、B君について説明してしまった。 『0(ZERO)SYSTEM 了』  
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