§ 追ってくる理由…… §

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§ 追ってくる理由…… §

    “ハァハァハァ……” 「なんで俺が追いかけられなくちゃならないんですか?」 ○●○「それは俺にもわからないよ……」 「このまま行くと、俺の家に着くんですけど……どうしたらいいですか?」 ○●○「家を知られるのはマズイと思うな……とりあえず、キミの家をスルーしよう…」 「は、はい…」 僕と○●○さんは、僕の家の前を通り過ぎ古びた小屋の中に隠れた。 「ハァハァ……○●○さん、この後どうするんですか?」 ○●○「んん……追ってくる理由が解らないと何も出来ないな……よし!」 ○●○さんは、作戦を話し始めた。 ○●○「いいかい、キミはこのまま○○小学校まで行ってくれ! 俺はここであの女が通り過ぎるのを待ってあの女の後ろから直接触れて霊視する」 「直接!?…それって危ないじゃないですか」 ○●○「危ないかもしれないけど、これしか方法がないんだ」 「……わかりました」 ○●○「それから、一応携帯の番号教えておくよ。多分、繋がらないと思うけど……。待ち合わせ場所は○○駅で」 「…はい……わかりました」 ○●○「………よし、これで携帯の番号は大丈夫だな……お、来たぞ!それじゃ、○○駅で」 「わかりました!」 僕は不安な気持ちを圧し殺しながら、○●○さんと別れ約2㎞先の○○小学校へ向かった…。
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