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「もう!透瑠ったら。
それくらい自分で買いに行きなさいよ!」
「いいよ、愛理。行ってくるから」
透瑠の家は住宅街のど真ん中で
協定のため町中に店舗は
作ってはいけない地区にある。
静かな住環境のためには
多少の不便は我慢しなければならない、らしい。
「コンビニまでか…」
遠いんだよなぁ……
「あれ、どっか行くの?」
玄関で靴を履いていると
後から声を掛けられた。
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