砂を噛む
7/16
読書設定
目次
前へ
/
97ページ
次へ
「もう一度聞くわ。父親は誰なの」 「それはお答え出来ません」 涼しい顔で彼女は ハーブティーを飲んでいる。 オーダーの時に カフェインレスを選んでいた。 お腹の子を気遣うところは "母親"らしい。 「とにかく」 カチャリとカップをソーサーに置いて 彼女は真っ直ぐに愛理を見た。 「この子は私の子供で、透瑠は私の夫です。 私がお答え出来るのはそれだけです」
/
97ページ
最初のコメントを投稿しよう!
64人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
686(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!