砂を噛む

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その苛立ちが 全部私に向けられる。 「透瑠のお兄さんとだなんて!何考えてるの!?」 「愛理、落ち着いて」 「触らないで!」 潔癖症の愛理が こうなることはわかっていた。 だから 黙っていたのに。
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