episode2 出発

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見ると、バッファローの大群がこっちへ駆けてくる あちらに敵意はないとしても、このまま何もしなければ、少なくはないダメージを受けるだろう。 この世界の知識を何もかも知ってるとしても、感覚的なものは流石にわからない。よって、俺は純粋な 身体能力で勝負することにした。 20メートル。 俺とバッファロー達との距離。 一気に距離を詰め、脚を一閃。飛び蹴りのような 格好で放ったそれは鎌鼬を生み出し、 バッファローを真っ二つに断ち切った。 その凄惨な光景は、チートどうこうでどうにかなる ものではなく、俺は吐き気を抑えるのに必死だった
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