こんな怪談
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「はい。お待ちください」 恭子は、開き戸棚から劇薬を出し、 「多分、これがお役に立つでしょう」 ニッコリ笑った。 「えっと、住所とか書くんですよね?」 「いえ大丈夫です。ご近所で、よく分かってますから」 「そうですか。どうも」 寿司屋の店主は、満足しながら帰っていった。
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