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・・・・・・・・・。
結局、彼は泊まるのかどうか 分からないままだ・・・
小さいため息をついていると
キッチンの方から何やら音が聞える
こっそり覗いてみると
湊さんがキッチンに様々な食材を広げていた
「え?この食材どうしたんですか?」
うちには こんな材料など無かったはずだ
「さっき、昼休憩の時に買った」
「・・・え?何か作る予定ですか?」
私の質問に彼の目が鋭くなった
「モルモット、俺との契約を忘れたのか?」
・・・・・・・・ダイエットメニュー
頭の中で彼の冷めた声が響いた
「い・・いえ。早速作るんですね・・・了解です・・・。お腹も空きましたし」
「ダイエットメニューだからってドカ食いすんなよ?
待ってろ。今すぐ作るから」
「あ、何か手伝いますか?これでも一応調理のアシスタントが仕事なので」
・・・・・・・・・。
一瞬考えた後 「あぁ、頼む」と彼は言った
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