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パタパタと音をたて腹部へと白い飛沫が花弁のように模様を描いた。 「あ、うう……」 くたりと力の抜けきった体を支えるベッドがまるで泥の沼のように感じ、深く深くゆっくりと沈んでいく感覚に襲われる。 でもこんなのじゃあまだ足りない。 腰の奥がもっとその先を求めてじくじくと膿をためるように熱くなっていた。 「誠悟」 自ら右足の膝裏に手を差し込み大きく上げた。 早くここに入ってきて──、鈴蘭はその瞬間を待った。 誠悟の指が窄まりを撫でた。 「あ、んっ!」 誰にも触れさせたことのないそこは、些細な刺激にキュッと縮小する。 「鈴蘭……、綺麗だ……」 シーツの上でどこまでも淫らなポーズをとる鈴蘭の足の爪先に、誠悟はそっとキスをした。 まるで無垢で純粋などこかの王国のお姫様に忠誠を誓う騎士のように、どこか厳かな動きで唇は落とされた。 しかし次の瞬間、誠悟は鈴蘭の足をその体で割り開くと窄まりをねっとりと舌で愛撫し始めた。 突然に襲うまさかの感触に鈴蘭は大きく身体を撓らせた。 「ああっ!あっ、ああぁっ……!」 狂いそうな羞恥に激しく頭を振った。 しかし舐められ吸われるそこは悦びどんどん濡れていく。 誠悟の唾液だけではない水音は、確かな鈴蘭の快感の証だった。
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