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「絵麻、私凄い感動しちゃった!今までの人生で今日が1番感動したかも」
「雪ちゃん、ありがとぉ……」
今日の結婚式でも、何度も涙ぐんでしまった私。
もう、散々泣いたはずなのに。
親友の言葉で、また簡単に泣きそうになってしまう私。
「決めた!私も絶対パーフェクトな男見つけて、来年結婚する!」
「え、いい男見つけてって……雪ちゃん別れたの?彼氏と。マジで?」
驚きを一切隠そうとしない仙堂さん。
「じゃあ、俺なんてどう?俺と雪ちゃん、絶対合うと思うんだけど」
「あり得ないですから。しかも彼女持ちは興味ないし」
「じゃあ彼女と別れるって言ったら?」
「それでもあり得ません」
ニッコリ微笑み、バッサリと斬った。
「仙堂くん、今の彼女ちゃんと大切にしないとダメだよ」
クスクス笑いながら私達のところに近付いてきたのは、香那さんと白川さん。
2人とも忙しい中、私達のために休みを取って来てくれた。
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