番外編①sweet days-2

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……究極の美女。    「タケルさんはハッキリ狙われてるなんて言わなかったけど……仙堂さんが言ってた事は間違ってないと思う」 「でもどうせ鳴海さん、そんな女なんか眼中にないから安心しろとか言ってなかった?俺はお前しか見えてないんだから、とか」 ニヤニヤ茶化すように言ってくる雪ちゃんを、思わず凝視してしまった。 どうして雪ちゃん、タケルさんが私に言ってくれた言葉を知ってるんだろう……。 「何驚いた顔してんのよ。大体あんた達の甘ーい会話なんて簡単に想像出来るから」 「甘い会話って……」 「それより絵麻今日は体調大丈夫なの?昨日、空も心配してたよ。あまり体調悪いの続くようなら、病院行った方がいいんじゃないかって」 今日は朝起きたときに特に具合が悪いと感じる事はなかった。 ベッドから起き上がるときに、少しだけふらついたけど。 もともと貧血気味だから、そのせいもあるのかな。 でもタケルさんの勘が当たっているって事もあるかもしれないし……。 「病院行くなら、私付き添うよ。まずは内科で診てもらった方が……」 「あのね、雪ちゃん」 私は電車が来るのを待っている間、雪ちゃんに昨日タケルさんに指摘された、妊娠の可能性について伝えた。
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