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「うん。あ、ゆきちゃんみたいにキレイないもうとなら、いてもいいかな」
「……」
カケルごめんね。
雪ちゃんのような美人は、残念ながら私からは生まれません。
「でもさぁ、そしたらママとパパ、えっちするの?」
カケルのその突然の衝撃発言に、私はタケルさんが寝ているのにもかかわらずゲホゲホとむせってしまった。
「な……!何言い出すのカケル!ていうかどこでそんな事……」
「ぶはっ」
……ぶはっ?
聞こえてきた笑い声の方に目を向けると、寝ていたはずのタケルさんが楽しそうに声を上げて笑っていた。
タケルさんがこんなに笑ったとこ、初めて見たかも。
「翔……お前、最高。久々にこんな笑った」
なんて言いながら、まだククッと笑っているタケルさん。
私的にはカケルが想像以上にマセ過ぎてて笑えないんですけど……。
「タケルさん、笑ってる場合じゃないですよ。カケルったらまたそんな言葉どこで覚えちゃったんだろ」
「どうせまた仙堂だろ」
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