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物心ついた頃には、
自分が男で、好きになる相手も男だった。
どうして?と聞かれることもあるが、
気づいた時にはそうだったのだから、
自分でもよく分からない。
友人にその話をしたら、
異性が好きなのに理由ってあるの?
それと同じなんじゃない?
あなたの場合は、それが同性なだけなんでしょ?
と、さらりとかっこいいことを言い、
今まで以上に仲良くなった記憶がある。
最近は、周囲の受け入れ態勢が整っているように見えるのだが、
「正直に言ってどうなの?良いじゃん言って楽になれば!俺、同性愛理解あるし。ま、俺が相手じゃなければさー」
なんて言葉は理解の欠けらも無く、実は棘でしかない。言われる方としては苦笑いでごまかすしかないうえ、痛みを伴う。
あとは、カムアウトすると言われるのが、
女装は?女になりたいの??
テレビの影響って、本当にすごいなぁ…と思う。
ちなみに、自分の場合は、
男で、男のままで、恋愛対象が男。
辛くなるので、異性愛者の男は好きにならないようにしている。
異性愛者の方と同様、やはりダメだなぁという恋愛は、同棲愛でもある。
同性愛だから、というのもある。
自分の場合、もう10年以上のパートナーがいる。
おそらく法が許すのなら、あ、許している地域もあるけれど、結婚しているのと同じようなものだ。
ただ、婚姻の法に括られないので、結果、お互いの家族の問題、急病の時の付き添いのこと、このままいくとどちらかが亡くなるという時でさえ、その場にいられない、ということになりかねない。
自分のダメな恋愛について書こうと思っていたら、
このままだとダメな恋愛…という切実な問題になってしまっている…
折角なので、興味をもっていただけたら幸いと、このまま少しずつ、このままではダメな恋愛と、ここから、私の振り返って、ダメだった恋愛を書いていこうと思う。
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