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一晩中考えて、森之宮さんに手紙を書いた。
[森之宮さん。
ごめんなさい。
私の魂の片割れであるあなたに出会えて幸せでした。
心も身体もあなたを求めて、あなたも答えてくれました。
私は考え方が幼過ぎたのかもしれません。
魂の成長の為という言葉についていけなくて、いつの間にかあなたといる事が負担になっていました。
ツインソウルは何度も出会いと別れを繰り返すそうですね。
いま別れても、またいつか会える。
その時は今より成長した私でいたいです。
ごめんなさい。 私はしんちゃんを選びます。
今までありがとう]
手紙を書き終わると、心の中のしんちゃんが微笑んでくれた。
きっと、もう少ししたら、心はしんちゃんでいっぱいになるのだろう。
森ノ宮さんに出会えた事は後悔してない。
「しんちゃんと森ノ宮さん。素敵な2人に出会わせてくれてありがとうございます」
空に向かって語りかけた。
一完ー
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