第2章 銀の星
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旅立つ時に、いつもセレは思う。 誰かと一緒に居られる事は、当たり前ではない… 「また来ます。必ず。」 この言葉には、『今回が最期かもしれない』という一抹の不安が常につきまとう。 それでも…いや、だからこそ 『また』 と言う。 「またな。」 「うん、またね。」 「また会う時まで元気で。」 セレ達は、アスヴィル王の城を後にした。
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