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● お堀端の少年
「じつは 怪談集」
私や、知人が体験した 実話怪談 おばけがが出てくる物をチョイスしてお届けします
高校三年の夏
まさに大学受験におわれているも
まだ 志望校を選択中とかで 一学期の期末試験が終わり
試験休み中に 志望校を見学に 友人と出かけた時の話です
都心の真ん中 お堀端にある 某政大学を 見学に行った帰り道
あまりの暑さに 友人と 駅前の喫茶店で 帰りにアイスコーヒーでも
一杯行ってこうと、暑い日差しの中 お堀端の道を二人 無口に歩いていたのだが
私の前に いきなり 小学三年生くらいの男の子が現れては
「ああ喉が渇いた お水ちょうだい」と
言ってきたんですよ
当時はまだまだ ペットボトルの水分を持ち歩く習慣もなかったし。
元々 見ず知らずのガキに水をくれと言われてもねえ
「もう少し行けば 駅前に自動販売機があるよ」時伝えては
あとは無視したんですよ
さて 友人に「なんだぁあの子は?」と話せば
「あぁ お前何を言ってるのさっきから 自販機よりも茶店行こうぜ」と
えっ
もしかして あの子供 友人には見えてなかった?
らしいですねえ
「いまさガキが。。。。。」と言えば
「アチいから ぼーっとしてたんじゃね」と言われたし。。。。
さて そのあとの話
八王子戻ってから 寝るまで ずっと やけに喉が渇いてしょうがなかったんですよね
母に言わせれば アチいからだと言わたが。
いやいや あの時の 喉の渇きは異常だったと思いましたね
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