第一章

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と、まあこれから俺の楽しい楽しい学園生活も始まる訳だし! 少しだけ俺達桜井家の新しい家族和奏との日常生活をお見せしましょう 「ふぁぁ~っ」 カーテンの隙間から射し込む太陽の光で目が覚めた。 「憂鬱だ……」 月火水木金土日の中で一番嫌いな月曜日がやってきた。 これから連続5日と学校に行くなんて考えると鬱になりかねん。 俺は重たい体を上げてボーっとベットに座っていた。 まだ覚醒してない瞼が重くなって目を瞑り眠ろうとしたとき…… 「翼ー!朝だよー!」 可愛らしい声と共にノックもしないで部屋に入ってきた我が天使朝倉和奏! 俺は既に布団に潜り込み眠りについた。 「翼ぁ!朝だってば!」 俺の肩を揺する和奏ちゃんはどうやらもう覚醒しきってるみたいだ。 ちっ!夏休みの時はすげー朝弱かったのによ。 なんだ?俺ん家に来て心機一転して頑張ろうってか? ふっふっふっ…俺の翼アビリティの一つ!のび太くんの眠りを打破出来るはずが無い!
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