私が中学生の頃に起こった、とある事件の話です。

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考えても仕方のないことに、とりとめもなく思いを巡らせて。 終わったことに……他人の人生に……自分を重ね合わせてみたりする。 日々ニュースで流れるゴシップを聞けば、心がさざ波立つ気もするけれど、そんなのも一瞬。 次の日には、すっかり忘れてる。 中学生の時に起きた事件と同じ。 他人事。 大概どうでもいいことばかりだ。 自分の生活には全く関係ない。 もし学ぶことがあるとすれば、自分はそうならないように気をつけて生きよう。……それくらい。 ただ時々、心をよぎる。 懐かしい友人に会ったりすれば、思い出す。 あぁ確かそんなことも、あったな。 とか。 自分とは全く別の、そんな起伏の激しい人生を歩んでる人も、今もきっとどこかに、いるんだろうな。 ……なんて、そんなことを。 【完】
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