第2章 中学生活

5/8
前へ
/21ページ
次へ
「なに言ってんだ日本人のクソ野郎が。 汚い日本人じゃん。 あー汚い汚い 臭い匂いが漂ってくるぜ」 「ホントホント 匂いくさぁ~」 「誰か消臭剤持ってこいよ」 一斉に僕の周りを囲んでいたイェソンと、男子生徒達が僕をはやしたてた。 俺は耐えられなって、奴らの隙間をすりぬけ教室を飛び出した。 「おい待てよ」 後ろから追いかけてくる声が聞こえたが、僕は後ろも見ずに走った。 何で僕がこんな目に...... しかし嫌な出来事はこれだけじゃなかった。
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加