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取り乱してごめんね。
だってなんか嬉しかったんだもん。
けど真面目な話、気になるのは「互いに密命を」の部分ですね。悲しい恋、悲しい物語。そういった片鱗が見えてきてこの辺りから私のNL脳がアップを始めます。
私はごく普通の恋愛モノが本当に苦手なんですが、こういった闇の部分があったり、隠された真実があったり…という、一癖あるものはめちゃくちゃ好きです。最高です。
そしてここから、「ほぅ……」と息をついて設定に浸っていた私の目を覚まさせる一文が。
”場面はまた変わり、パラレルワールドでの風車祭が作者様の本当に描きたかったものでした”
パラレルワールド!!!!!!
ねえやばくない!? パラレルワールドだよ!?
やばくない!? 素晴らしくない!?!?
はあああああもう好き!!
なんなの!?
私のツボを知り尽くしているかおるさん!(歓喜)
むしろここからもう怒涛の素晴らシーン!!
”古代から近未来風のたくさんの風車のモニュメントが立ち並び、中でも秀逸なのは風力オルガン。その前に立つ者の心象風景を奏でるシーンにはうっとりさせられる程に美しいです”
”ここで、冒頭のモノローグが風力オルガンの製作者である亡きエーレンガルト姫のものであることがわかります”
美味しい設定盛りだくさん。
更にはその設定も語りも漏れなく美しいという。
ただね、待ってください。
ちょっと待ってくださいね。
最後に凄いの来ますよ。
”歪められた世界を絵で正そうとする天と姫の部下たちの攻防は本作の最大の見せ場であることは間違いありません”
歪められた世界を絵で正そうとする!!!!!
天と姫の攻防!!!!
つまり天vs姫の闘いってこと!?
楽しいよおおおおおお!!
私のファンタジー脳が喜んでるよおおおおおお!!
でもさ……。
でも……その、美しいレビューを読むのに夢中になってたんだけどやばくない?
これ私が書くの? え、ヤバくない?
少年少女が出会い、互いに密命があるという悲しい闇を持ちながら恋に落ち、パラレルワールドも登場して、世界を絵で正そうとし、天と姫の攻防……つまり戦いもある。
そしてここからアミーが再登場するらしいので、まだまだ物語は終わらないようです。
むしろもう誰かがこのレビューを映画化してくれればよくない?(ブルブル
誰か!!!!!!
お客様の中に映画監督はいらっしゃいませんか!!!!!!
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