神々の冒涜

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ただただ、一筋に伸びる閃光と、瞬くたびに明滅する星空。 ふっと皮膚にあたる柔らかい風を感じて、僕は涙の感触。その冷たさだけを左の掌で確かめた。 涙はこんなにも冷たい。 それだけは紛れもない真実だった。
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