初夏
2/7
読書設定
目次
前へ
/
7ページ
次へ
死を。 大きいほうの子ども(小学校中学年くらい)が言った。 小さいほうの子ども(小学校低学年くらい)も真剣な様子で緩やかに流れる用水路を覗き込んでいる。 僕は驚いて、一緒に用水路を覗き込んだ。 小指くらいの大きさの半透明な(恐らく)ザリガニが横たわっていた。 それは、腐乱死体だった。 泥にまみれ、草や小枝などの漂流物がへばりつき、グロテスクな塊をなしていた。
/
7ページ
最初のコメントを投稿しよう!
2人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
19(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!