不思議な切符
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プシューと音がして電車が止まった。純白、という言葉の良く似合う電車には見た限り誰も 座っていない。ただ1人、車掌さんであろう真っ黒な人がいるのだけが見えた。 とりあえず乗り込んでみる。広告もなければつり革もない。旧式の蛍光灯と赤い椅子があるが、それ以外は真っ白だった。殺風景というか、殺伐しているというか、綺麗なのだけれど砂漠のようだった。人のいた形跡がまるでない。
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