変態は深夜の公園で

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「貴様の愛踏(あいぶ)、なかなかに悦かったぞ」 「ぎゃあああああ!」  不良男は変態男に敵わないことを本能で悟ったのか、腕に捕まえていた女性を突き飛ばして、変態男に背を向けて、一直線に駆け出していく。  変態男のブリーフの下の瞳が、そんな不良男の尻にロック・オンされる。 「貴様の卑怯な手段により、私の金玉袋の緒が切れた!」  走った変態男は、とうっと跳躍し、逃げる不良男の行く手を遮るように着地する。 「うわああ来るなあああああ!」 「受けよ! 神尻指(ゴッド・アナル・バースト)!」  さらに逃げようと背を向けた不良男の尻へ、変態男の中指が一直線に伸びる。中指は男のズボンを突き破り、双丘の割れ目を割き、その奥の秘密の門を貫いた! 「あ……ッ……あ、アァ……」  不良男の喉奥から、掠れた喘ぎ声が漏れる。  中指がこじ開けた門のさらに奥、敏感なところへ迷うことなく変態男の指は触れ―― 「アッ?」  不良男の顔は恍惚に歪み、続いて間抜けに緩んだ。ズボンの股間をじわりと青臭い滴りで滲ませながら、糸が切れた人形のように地面へ倒れる。 「うっ……」  そんな不良男へ、変態男は自身のそそり立った聖剣から、聖液を吐き飛ばした。白いそれは、ピクピクと痙攣する男の顔と、地面を汚す。
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