あやめの第1話

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「はい。私が佐藤あやめです。」 「あー…やっぱりかー…。」 なにそのリアクション。勝手に会いに来たくせに。 瀬田くんは頭を抱えながら、「もしかしてお姉さん…いる?」と。気まずそうに言葉を続けた。 核心に触れなくても、私には分かる。 あ~高校でも早速きたか…チラリと彼の顔に目をやった。
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