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「誰が、何の為に実験を妨害するのかを、考えていきませんか?」
とN博士が切り出した。
すると、M博士が、
「誰かの仕業でしょうか?」
といぶかしげに聞いてきた。
「そうでないとするのなら、偶然、そうなったと?」
O博士が反論した。
「いや、そうとは、言ってません。我々は、科学者です。偶然なんかは、存在しません。」
「その通り!全て、原因があります!」
「だったら、誰かの仕業ですか?」
そこで、三人の意見が一致したのは、
「こんなことができるのは、超能力者か神様だ!」
ということだった。
なぜなら、彼らの研究は、政府の極秘の研究であり、誰も知ることができなかったからだ。
さらに、研究所は、警備も厳重で誰も入ることが、できなかった。
N博士は、
「もし、神や超能力者が、妨害をしたのなら、何のためにしたのかな?」
と首をかしげた。
この様子をテレパシーで聞き取っていた超能力者は、言った。
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