序章

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暗い部屋の中、ただ聞こえるのは一定の時を刻む音だけ。どれだけ望んでも一定の速さを変えることはないのだ。いや、変えられないのかもしれない。 本当は得体の知れないものに支配され、動かされているのかも知れない。 僕にはどうすることもできないだろう。きっと、僕もその中で、もがき、苦しみ、抜け出せないでいるのだから。
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