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ある日の午後のひと時の時間。ピコンと通知がなる。 テレビを見ていた目をふと携帯に向ける。誰だろうかと電源をつけると それは一通のメールだった。 「メールを一通受信しました」 そんなメッセージをクリックし、開くとそれは彼女からのメールだった。 「今から会いに行くね」 横になっていた体をガバッと起こし、電話をかける。 もしもし……と言おうとしたその時。 ピピピピピピ。 パチっと目を開けるとそこはいつも通りの布団の上。時間は9時。 苦笑してから携帯を眺める。 ねぇ、今日あなたの夢を見たよ。 元気にしていますか?そんな事を返事のない保存した写真に呟く。 早く大切なあなたへ会えることを祈っています。
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