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「そうか・・・・・・今までと違う状況だったんだな」
和大は馨に今日起きたことを話していた。
「そんなに大きなことじゃないし、二人で話をすり合わせればいいんだって分かってるんだけど・・・・・・どこか、今までにないズレが気になっちゃったっていうか・・・・・・」
「うん、そうだよな。二人でやってきたからこそ・・・・・・なんだな」
自分の手元を見つめて淡々と話す和大を前に、馨は思いを巡らせるようにしながらハーブティーを淹れる準備をしていた。
「これ、よかったら飲んで」
「ありがとう」
馨が和大に出したのはローズマリーを足した紅茶だった。
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