第2章 おいかけて

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ぴーんぽーんぱーんぽーん 初等部B組佐倉蜜柑さん、日向棗君至急初等部校長室まで、あげてください。 棗 なっ、どういうことだ!?なんで蜜柑まで… 蜜柑 どういう事なん!?ウチ、なんかしたかなぁ~? 棗 とりあえず行くぞ。 蜜柑 そやな。 校長室 初校長 やぁ、佐倉さん日向君こんにちわ。 棗 おい。なんでこいつまで呼んだ。 初校長 それは、佐倉さんに危力系に入ってもらおうと思いまして。 棗・蜜柑 !? 棗 なんでた。 初校長 佐倉さん、あなたはまだアリスを持っていますね。無効果と盜みと入れるアリスの他に。 蜜柑 なんのことですか? 初校長 隠しても無駄ですよ。隠したらあなたの大切な人たちを危力入れましょうか。例えば、今井蛍さんとか。 蜜柑 なっなんで蛍を!? 初校長 彼女は、結構危険なメカを作るのでね。さぁ、どうしますか?佐倉さん。 蜜柑 …………っ! 初校長 他にもいますよ。そう、七瀬恭君とか! 蜜柑 なんで彼まで……っ! 初校長 彼が創造のアリスを持っているのは知ってるね。あのアリスは、とても危険なんだ。彼は、君を追ってここまで来たのに。 蜜柑 えっ!? 初校長 さぁ、どうしますか? 棗 やらなくていい。 蜜柑 ぇっ!? 初校長 じゃぁ、これはどうでしょう?日向君を危力から外しましょう。 棗 なっ!?蜜柑聞かなくていい! 蜜柑 ……わ、わかりました。 棗 なっなんで…!? 蜜柑 そのかわり、棗の妹も離してあげてください。 初校長 いいでしょう。 棗 そんなのオレが許さない。 蜜柑 いいんや、棗。 棗 蜜柑…。 初校長 表向きは、特力系でいいですから。では、佐倉さんよろしくお願いしますよ。 蜜柑 はい。それでわ…
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