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蜜「なぁ、蛍。ここって…」
蛍「えぇ。私達がいた村よ。」
棗「そうか。じゃぁ、行ってこいよ。」
ル「そうだね。二人とも行ってきなよ。」
蜜「うん!あっ、でも棗たち一緒やで!」
蜜「じぃちゃん!」
じ「蜜柑か?……蜜柑なのか?」
蜜「じぃちゃん!会いたかったで~!」
じ「わしもじゃよ。ところで、なぜ蜜柑がここにおるんや?」
蜜「………脱走してきたんや。」
じ「蛍ちゃんは、おらんのか?」
蛍「おじいさん。お久しぶりです。」
じ「おぉ~。蛍ちゃん久しぶりじゃの。」
じ「ところで、そこの二人は、誰かの?恭くんは、知っとるけどな。」
棗「日向棗です。」
ル「乃木流架です。」
じ「あんたらは、蜜柑の友達かの?」
棗「はい。」
じ「そうか。蜜柑をよろしくな。」
蜜「じぃちゃん、ごめんな。うちらもう行かなあかんのや。」
じ「いいんじゃよ。蜜柑が一目見れただけで。」
蜜「じっ、ヒックじぃちゃん、じゃぁな。」
そう言って、蜜柑は田舎を離れた。
蜜「蛍。蛍は、よらんでよかったの?」
蛍「うちの親、引越ししたの。」
蜜「どこにおるかわからへんの?」
蛍「えぇ。」
蜜「とりあえずどうしようか。」
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