闘争 全1章

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以上のことを書いて5時間くらいが経った。 アカウントへの不正侵入が止まらないようだ。 まあ、日本もこれだけいわゆる《スパイ天国》だという証左でもあろう。 あんな程度の「共謀罪」ごときを通すのにこれだけ手を焼くのは、常軌を逸している。 「特定秘密保護法」も「NSC」も「平和安全法制」も、今回の「テロ等準備罪」ないで済むならそのほうがいいのである。 30年前ならそれも通った話かもしれない。 しかし、今は30年前ではないのである。 必要に迫られてようやく手をつけている状態だ。 この日本という国の国民の、精神構造というものは、まったくおめでたいのだ。 どこかで、小説に政治を持ち込むな、と言っているやつがいるようだが、これは俺がやっている仕事なんだ。ゴチャゴチャはいいんだ。黙っていろ。 「スパイ防止法」ぐらい通せ、と言っておこう。
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