第四章  桐子の愛

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第四章  桐子の愛

 【臙脂色は、誰にかたらむ、血のゆらぎ】と、与謝野晶子は詩に謳った。   正親と桐子の闘いを見守る正智も、チョットばかりお疲れ。運命の女神様の手を借りて、目的に向かってまた一捻り、策謀の罠を張った。
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