3人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ
最初はある日の仕事終わり。
駅から家までの道を歩いていた、いつも通り。
でも、いつも通りじゃなかった。
なんか知らないけど、明らかな気配がしていた、後ろから。
そんなの今まで感じたことなかったから、かなり不気味だった。
でもその気配は大きい物には感じなくて、それがちょっとちぐはぐな気もして不思議だった。
耳を澄ませてみると、小さな音が聞こえてた。
その音は、小さな足音みたいな音だった。
ただ、立ち止まってよく聞こうとしたら、その音は止んでしまった。
結局なにかよく分からないまま、小走りでとりあえず家まで帰った、その日は。
最初のコメントを投稿しよう!