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そう、ここは魔法学校。 14歳になった魔法使いが入ることを許された学校である。 魔力の覚醒には、個人差があり、大体14~16歳ごろに迎えるとされている。 今年14歳になった蒼井深雪は、魔法学校の1年生として、立派な魔法使いになるために日々勉強をしていた。 (なんでせっかく魔法学校入ったのに座学ばっかりなのよ、、、こんなのとっくに知ってるのに) グチグチと考えながら黒板の内容をノートに写していく。 深雪はまだ魔力が目覚めていないため、先生とは違い手を動かして書き写している。 周りのクラスメイトの半数は既に魔力が目覚めており、魔法を使える者は魔法を使って作業している。 (はぁ、、なんで私はまだ魔力が目覚めてないんだろ。もう入学して半年たったのになぁ~。嫌になっちゃう。)
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