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3人と関わりを持たなくなってから暫く経った。
その間に、俺は大阪の集会に参加。
衆の交流を深めていた。
自分がスタッフしてるバンドがメンバー交代やバンド名を変更しながらも活動を続けていた。
そんなある日、A奴とD一(exD堕)と再会する事になる。
あるライブで俺はスタッフをしていた。
そんな中に2人が居たのだ。
気付く訳もなく、仕事をしていたらいきなり声を掛けられた。
しかもフレンドリーに。
顔を見てようやく気付く。
悟られないように普通に接して、俺は関わらないようにしていた。
が、絡むA奴。
それよりも何故、地元バンドのライブに居るのか……
聞いてみたらあるCDショップに置いていたバンドチラシをD一が見付け、やってきたと言う。
…余計な事しやがって;
距離を置いて俺はスタッフの仕事をしていた。
無事に終了。
遊びに誘われたが拒否。
なんで付き合わなアカンねん。
しかも性格悪い事に、J螺がいない事を聞くとA奴はボロクソに悪口を言い出したのだ。
『あの人今彼氏に夢中でさ~。遊びに誘っても彼氏を優先するんだよ。この私が誘ってるのに、ホント腹が立つよね。しかも彼氏ブッサイクな顔してさ。アレの何が良いんだか』
オイオイ…お前の相方やん;
前はD一がいない時はD一の悪口言ってたのだ。
J螺はJ螺でA奴がいない時にA奴の悪口を言ってたんだが…。
てか、俺がいない時に俺の悪口を言われてたって事が容易に予想出来る。
D一はなんも言わず黙ったまま。
A奴が同意を求めるからそれに頷くだけ。
ホンマ、そんなんでいいのかD一。
操られるままやん。
後にD一に聞いた所、専門学校がA奴と同じで拒否ると学校で無視されるから仕方ないんだと言った。
別にA奴だけが友達じゃないやろと俺は言ったのだが、一人だった自分はA奴しか友達がいないと。
A奴に無視されたら私はまた一人だから嫌だ、と言った。
学校で一人って……;
人見知りするん直したらええのに;
自分から声掛けな友達は出来んて。
女やけど声も堕威みたいな癖のある声質で髪は赤く、堕威コスするには適してる顔立ちなのだが。
なんでか体の細さや仕草、性格や好みが心夜っぽい。
後ろ姿見てると歩き方がまるきり心夜……
見た目堕威で中身心夜とかどんだけ。
大人し過ぎるにも限度がある;
てかバラバラ。
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