第1章 姉の幸せ、私の違和感。

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「いやだぁーもう、遥希さんたらぁ!お世辞うまいんだから~!あははは…」 すごい盛り上がってる。とりあえず二階に避難。 結局姉カップルは私の家に泊まることになったようです。 はぁ、、なんか疲れたぁー。 窓を開けながら夜空を見上げてしみじみ。 チャッチャチャラーン、、、 携帯が鳴る。 「もしもしーどしたの?」 幼馴染みの裕也からの電話。 「いま、なにしてんのー?どうせ、暇してたろ?」 「暇じゃないから、、忙しくて忙しくて。あんたは、また飲んでるんでしょ?」 「さすが幼馴染み!よくわかってるじゃん!かずみたちもいるし、おまえも来いよ!」 「んー、、やめとく。今日姉の婚約者泊まりに来ててさぁーなんか疲れちゃって」 「ねぇちゃん結婚すんの?すげぇ!あんな荒れてたのにやっと落ちついたんだ」 「でしょ?あたしも信じられない。しかも次期社長で、イケメンで礼儀正しくて優しそうな人だよ?完璧すぎてやばくない?なんでそんな人がお姉ちゃんなんか選ぶんだろう!」 「そんな完璧なやついないだろ?今は猫かぶってんじゃないの?俺そうゆうやつの化けの皮剥がしたくなっちゃうんだよなぁ笑」
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