第2章 過去とのつながり

38/38
19人が本棚に入れています
本棚に追加
/64ページ
「…もしもし?」 「さっきはどうも。遥希お兄さんですよー!」 え、、どうしよう。。。 いきなりだけど、、 かなり嬉しい… 「嬉しい…」 そう感じたと同時に言葉にしてしまっていた…。 「ふっ…その言葉思いがけないや。笑」 「あー!!すみません。寝ぼけてました!!」 下手な言い訳をして、自分に嫌気がさした… 「寝ぼけてたんだ…笑 ごめん!起こしちゃって。今日ネクタイのお礼しっかりできなかったなぁって思って。ほんとありがとね~!」 ちゃんとしてくれたよ…あんなに喜んでくれてたもん。 「いえいえ、、デザイン気に入ってくれてたらいいんですけど!」 「さっき開けてみたけど俺好みだよ!明日さっそくしてくわ!」 「さっそくつけてくれるんですね!プレゼントして良かった^ ^」 イケメンとの初めての電話。 いまの自分すごい浮かれて、良い顔してるにちがいない… 「あと、この番号登録しておいて!何かあったらいつでもかけれるように。俺も登録しとくね。 じゃあ遅くにごめん。おやすみ。」 幸せはつかの間… 「はい!わかりました。おやすみなさい…」 切った後まどかとのLINEトーク画面に戻り、打ちかけていた内容で改めて現実に戻される。 -近々会える?話したいことあるんだよね…。自分叶わない恋してしまい 打ちかけた文章。 叶わない恋してしまいました。 これで完成。 今の自分の気持ちとともに、まどかにLINEを送信した。
/64ページ

最初のコメントを投稿しよう!