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老父は語る…
少年少女は老父の言の葉に溺れ、また次へ、次へと語り継ぐお話…
寒く、狭小な一筋の光である…
地下鉄に乗って…
どれだけ刻が経とうが関係ない…
だけどもあの日の約束、君が憶えているなど考えも思いも一欠片も浮かばない…
そっと、眼を閉じて見えるはずのない、地下の暗黒に陽の光と星屑を見つめる…
回り続ける車輪の雑音を、メロディーにして…
見つからずとも、君のため、私自身の未来のために…
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