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目をあけると、いる。
当たり前のように、いつも。
いつからだっけ、どうしてだっけ。
分からないほどに私の記憶の一番若い頃、最初の最初の想い出にはもう、いる。
本当はその前にもそこにいたのだろうけど、その頃はまだ私は私が出来ていなかった。
そして私が出来た頃、きっと君も出来た。
だから最初の最初の君の記憶も私のそれと一緒、のはず。
確かめたことなんて無いけれど、きっと、そう。
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