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「へぇ!?、核弾頭ねぇ……、どこぞの将軍様みてぇだな、そいつは」
「一応、我々が身柄を確保してはいるが……」
「核(ブツ)がねぇんだろ」
「そういう事で、これ以上身柄を拘束出来ないから、釈放するんだよ」
「で、こいつをここ(警視庁)から出た所をズドンと殺せってのか?」
ジュウベイは2人をからかう様な態度でおどけて答える。その様子に岡田は関を切ったように怒りだした。
「貴様!!、ふざけるな!!、警視庁の門前で殺人が許されると思っているのか!!」
「しかしなぁ~、この男を殺してくれって言ってきたのは,あんたらだぜ?」
ジュウベイは呆れて答えるが、権堂課長は真面目な顔つきでジュウベイの目を抉る様な眼差しを投げ掛ける。
「そういう目で見ないでくれ……、あんたの覚悟は良くわかったから、それで、こいつは隣にいるんだろ?会わせてくれよ」
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