秘密

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司「高木君、触ってごらん?」 高木「えっ、、いいんですか?」 司は口角を上げ、短く2,3度頷き、触るよう手振りで促した。 高木はゆっくり手を伸ばし、後手縛りをされ、股縄を施された人形の肩を触った。 高木「え!?」 高木はすぐに手を引っ込めた。 高木「本物、、じゃないですよね?」 司は表情を変えずに、高木にもっと触るよう促した。 高木は縄で絞られてる人形のおっぱいを手に包み込む様に触った。 司「どうだ?本物みたいだろ?全て作り物だよ。」 高木「、、女性のおっぱい、本物の感触がわからなくて、、、ただ、柔らかいです。」 文【まぁ。。おっぱいなんか触っちゃって、、、少し妬けちゃうな。。】 司と高木はあちこちの人形を見ながら、何だか話が盛り上ってる様だ。 文【良かったー。高木君も満更でない感じで。。】 司は高木と意気投合して、製作部屋に縄の話をしながら行ってしまった。 文は一人アトリエ内をゆっくり歩いて飾ってある人形をひとつひとつ見て歩いた。 文【玲子さんのレッスンで、吊られたりしたけど、縄ってどうなっちゃうの?少し痛々しそうだけど、、でも、いつ見ても魅せられちゃう。。。自分がこうなる事は想像できないなーー。でも、、、何か惹かれちゃう。自分が縛られる事想像しちゃう。私は人形になりたい。。。】
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