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今考えると、結構のん気な中学生だったと思う。
周りの友だちはみんな私のことを好いてくれたし、私も、周りの友だちとわいわいがやがや言いながら遊んでいればそれで毎日がハッピーだった。
そうとうひどい点を取らなければ大学まで行けるし、成績を心配したパパが試験前になると、どこからか大学の先生を連れて来て、私の勉強を見てくれたから、大きな問題になることもなかった。
パパは仕事でいつも忙しくしていたけれど、ママや私のことを大事にしてくれていたから、私はパパに会えなくてもそれほど寂しくはなかった。
美人でいつもにこにこしているママも私は大好きだった。
ママはすごくおしゃれで、私としょっちゅう買い物に出かけていた。
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