第1章

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高校1年生の自己中な鳴海は、高校に通学の為、いつもはししゃも鉄道を利用しているのだが、今日は、気分転換の為、海月地下鉄を利用した。 ところが、運が悪かったらしく…大変混んでいた。 信号の故障で、電車の発車が遅れていた。 何とか人混みを掻き分けて、電車に乗ったのは良いが、車内の混み具合も酷いものであった。 奥にどんどん押し込まれ、身動き出来なくなった。 しかも右手の鞄が、隣の人と人との間に挟まれグイグイ引っ張っても動かせない。 体制も仰け反った感じて、立ってるのが辛い。 心の中で、呟いた。 もぉ~、やだー、我慢出来ないー
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